2015年6月27日土曜日

T4Dについて気になった記事まとめ~2015年6月まで①~【研究】

前回の記事では、T4D(Technology for International Development =国際開発×テクノロジー)の導入編として、中間技術から適正技術、現在の状況などについてざっくりと紹介いたしました。

今回の記事では、筆者が筆を進めている2015年6月時点までで筆者が知っている面白い事例や考え方、記事などを色々まとめておきたいと思います。元記事の紹介と、筆者の考えという形で、順不同に進めて行きたいと思います。

では、始めましょう!



●金融テクノロジーは、アフリカの現金経済をいかに破壊するか

はい、ではこちら、M-Pesa関連からですね。
M-Pesaに関する話はとてもたくさんあって面白いのですが、、、
①アフリカ初のイノベーション
M-Pesaはケニア発の取り組みでかつアフリカ初・発のイノベーションなんですね。
こちらの記事でも紹介されているように、今まで現地の人たちが抱えていた課題を見事取り払うのに成功したというだけでなく、このFinTech分野はアフリカが最も進んでいるといわれていて、従来先進国が辿ってきた過程を一気に飛び越えて(しかも追い抜いて)しまってるというところもあるんです。(この現象はリープフロッグ現象と呼ばれます。)

②リバースイノベーション
さらに、このアフリカ発イノベーションは、先進国に逆輸入されるというリバースイノベーションまで起こしています。
(「ケニア発のリバース・イノベーション! モバイル送金サービス「M-PESA(エムペサ)」がルーマニアでもローンチ」http://eedu.jp/blog/2014/05/19/kenya-m-pesa-first-europe-romania/


まさに途上国での取り組みや事例が、世界全体に広がっていく、次の時代を創っていくというところにつながる可能性を感じさせる一例として、非常に注目です。



●テクノロジーによるジャーナリズムの発展を支援する、アフリカ初のイニシアチブ「The African News Innovation Challenge」

今のテクノロジーの進展とメディアというのは、非常に関連があるようで、すでにSNSは途上国においてメディアとしての役割を果たし始めていますし、ましてやデジタルサイネージなんかは先進国においても、メディアの役割を担っていくんじゃないかといわれていますね。

OldメディアとNewメディアの間のせめぎあいや、その中でどんな取り組みが行われるのか、今後メディアはどんな役割を担うようになり、どんな形態をとるようになっていくのか?自身がアドテク業界への志望を考えている中で、非常に気になるところではあります。

●東アジア地域の貧困削減のために新しいデータを提供

これはすごいっす!
なんて言っても、あの世銀の取り組みなんですよ。

ある種、古典的な国際開発を進めていく中で一番の老舗組織が、このようにビッグデータを使ったり、ヒートマップを使ったり、野心的に新しいテクノロジーを取り入れて、自らの事業を刷新しようとしている動きには本当に感心いたしますね。
(こういうところで働きたい!笑)

こういった取り組みの中からどんな事例・成果・評価、および開発研究が進んでいくのか気になりますね。


●刷新が求められる開発経済と開発政策―世界銀行報告書

続いて、世銀ネタです。
この中で書かれている
>マーケティング担当者や政治家は以前から、心理学や社会的嗜好が個人の選択を大きく左右することをよく理解している。本報告書は、人間の行動についてのこうした幅広い見解を立証する数々の科学的な新事例を選び出し、開発の促進に活用しようとするものだ。一般的な経済政策は、認知傾向と社会規範が正しく機能してこそ初めて効果を上げる

というところですが、
私がこういったことに着目している理由、およびテクノロジーに着目しているところとして、今まさにIoTの時代だ!とか言ってるそれって、まさにこの話をしているじゃないか?って思っているからなんですね。

本当の意味で(すなわち、測定可能な脳波レベルで)、人々が幸福な生活を送っているのか?どう感じているのか?何を感じているのか?快いと感じているのか?、、といった今まで推し量ることしかできなかった部分を定量的に図ることができるようになるんじゃないか?って思うんですね。

そしたら、その定量的なものに対して何らかの施策を打つこともできるし、さらにはグロースハックすることもできる。そんな可能性を持っているじゃないかって妄想があります。(実際、そういう仕事をしたいな~て思っておりまして、まだまだ先は長いですが精進していきたい毎日です。)

とりあえず、長くなったんで、この辺で
そんじゃ

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